2015年7月12日日曜日

「東京流れ者」「けんかえれじい」「汚れた血」

20150712鑑賞メモ
池袋新文芸座
鈴木清順
「東京流れ者」
ラストの美しくも前衛的な銃撃戦にやられる。
あのイエローはそのままレフン監督作にも影響を与えてるんだろうなぁ。
現在制作中の日本を舞台にした次回作はおそらくこの映画に捧げられるのだろうと思う。
「けんかえれじい」
主人公の純情さにやられる(童貞映画としても素晴らしい)。
中学生とは思えない喧嘩シーンの連続。
愛する娘と障子ごしに手を合わせるシーンが切ない。
渋谷ル・シネマ
レオス・カラックス
「汚れた血」
アルファヴィルの流れにある瑞々しいSF犯罪映画。
ラジオから流れるボウイのモダン・ラブに合わせるかのように疾走するドニ・ラヴァンにシビれる。
このシーンはそのままフランシス・ハで引用される。
そしてとにかくジュリエット・ビノシュに尽きる!!!
スカイダイビングする流れで「飛べるのか?」と聴かれて無言で激しく頷くとことかドニ・ラヴァンとシェイビークリームではしゃぐところとか可愛いい瞬間がたくさん。

2015年7月11日土曜日

山本精一うたものソロ@Bar Isshee(20150711)

1.待ち合わせ
2.野の人の野のうた(ラブジョイ)
3.冬のサナトリウム(あがた森魚)
4.私に人生と言えるものがあるなら(高石ともや)
5.砂丘(ムーンライダーズ)
6.虚空の屋根
7.水
8.バケツの歌
9.新曲(カントリー調)
10.いつものうた
11.シークレット・ソング(ya-to-i)
12.恋につきもの
13.埋葬(早川義夫)

14.ロビンソン(スピッツ)
15.EVER GRAY
16.失業手当(高田渡)
17.いとしのマックス(荒木一郎)
18.ケセラセラ(ドリス・デイ)

19.Don't Cry No Tears(Neil Young)
20.腰まで泥まみれ(中川五郎)
21.夢で逢いましょう(中村八大)

個人的なハイライトはかしぶち哲郎さん作曲の「砂丘」とようやく聴く事が出来たスピッツの「ロビンソン」でした。
今までのライブでカバーしたレパートリーの集大成的なセットリストで大満足。
「いとしのマックス」は高円寺UFOクラブでのライブで箱の方のリクエストだったような。
「ケセラセラ」は黄金町シャノアールでやった柴田聡子とのツーマンでのシャンソンメドレーでやってたような覚えが。
Ya-To-Iの「シークレット・ソング」の弾き語りも珍しい気がする。
「腰まで泥まみれ」で終わるとまずいのでと言って最後は「夢で逢いましょう」で締め。